今回は、「低山山歩」オフ会で檜洞丸へ登ることになった。
天気が良ければ、ユーシンから沢を登っていこうかと思ったが、天気予報はくもりのち雨。気温も低そうなので、あっさり中止として、素直にツツジコースを登ることにした。
西丹沢自然教室でバスを降りると、すでに参加者の面々が集合していた。そして、小屋番さんたち一行も車で乗り付け、さらに歩荷道まで車で向かっていった。
我々一行もいざ出発。なんていいつつ、私だけ一人でホイホイと先に登って行ってしまった。(悪いヤツだな!)
下界は案外天気よかったのだけど、雲は多めで、富士山は見えない。したがって、展望園地にもよらずに、そのまま登っていく。すると、トウゴクミツバツツジがチラホラ咲き始めていた。そして、もう少し登っていくと、いっぱい花をつけたシロヤシオがあった。やったね、これだけでもこのコース登ってきた甲斐があったというものだ。
しかし、開花していたのはそれぐらいのもので、あとはまだこれからだった。
やがて、山頂に到着し、青ヶ岳山荘へ下っていくが、まだとんぼさんたちは登ってきていないので、外で待つ。
山頂付近のマメザクラは、まだしっかりと花を付けていた。
小屋の前で昼食。
しかし・・・・・じっとしてると寒い! ので、昼食後、早くみんな登ってこないかな〜と、ブラブラと来た道を下っていく。
そして、とんぼさんたちに会ったところで、引き返して再び登る。
ゴールデンウィークと山開きの合間で空いているかと思いきや、予想外にお客さん多かった。
主だった人が集まると、毎度のごとく、ビールにワイン、日本酒、そして各種つまみがならんで、さっそく宴会。
夕方になると、外に出て、小屋の前のベンチでバーベキュー。しかし、寒い! バーベキュー終わると、さっさと小屋に入って、ごはんを食べる。
夜は、真面目に消灯前に寝ました。
2日目、天気は回復するかと思いきや・・・
やっぱりガスの中。(--;)
我々一行は、一番最後に朝食を取り、他の登山者たちが出発して、ようやく小屋が静かになってきた頃、のんびり出発。(午前9時)
オフ会参加者の多くが、来た道下って、西丹沢自然教室へ下山後、ぶなの湯につかるとのこと。
天気悪ければ、私もあっさり下山しようかと思ったが、ガスはかかっているものの、雨にはならないだろうと思い、縦走することにした。
新緑のブナ林が霧に煙る様は、幻想的でなかなかいいとはいうものの・・・・・・
「いやはや、ガスの中ちゅーのは真っ白けなんですなぁ。(ToT)」って、ゴールデンウィークに同じコースを縦走した「サワケイJOY」のさわこさんが書いていたけど、まったく同じパターンになってしまった。まあ、私の場合、何度も歩いているから、景色が見られなかったからといっても、そんなに気にすることもない。それに、今回はブナの新緑やコイワザクラがあったのだから、それなりに楽しめたと言えなくもない。
とはいえ、途中から小雨が降ってきたのは、やはりうれしくないから先を急ぐ。
西丹沢〜大倉の日帰り縦走だと、当然、ハードな行程となるのだが、一泊して青ヶ岳山荘からのスタートだと随分と楽である。アップダウンはあるものの、スタート地点の標高が高いのだから、もう登りは少なく、かなり楽に歩いていける。昨日は、ツツジコースを登っただけだから、疲れもなく、足が軽い。天気も良くないから、たいして写真を撮るでもなく、さっさと先を急いでいった。
蛭ヶ岳を通過し、鬼ヶ岩、棚沢ノ頭と越えて、不動ノ峰あたりまで行くと、いつしか雨もやんでホッとした。
しかし、丹沢山から塔ノ岳へ向かっていくと、小雨が降ってきて、ジャージのズボンも濡れてしまった。登山靴と違い、トレイル用のシューズは雨には弱いから、すでに靴下も濡れていた。
12時ちょっと過ぎ、塔ノ岳に到着。そろそろ昼食をとも思ったが、こんな天気だと尊仏山荘の中は混雑しており、小屋の入口にも大勢の登山者がいるので、中に入る気にもならない。で、さっさと下ることにする。もう早く家に帰ることしか考えられない。
大倉尾根を下っていくと、途中、一時あられが降ってきたので驚いた。
やがて、雨もやみ、またまたホッとして下っていくと、どこかで見たような人に追いついた。堀山の家から今回のオフ会に参加して、今朝早出して縦走していた方々だった。まもなく、堀山の家に着いたので、表敬訪問していった。
その後もまた雨が降ってきたりして、しばらく雨宿りし、雨がやんだ頃合いを見計らって、急いで下山した。