大野山と不老山

日付 :2005/03/26
コース:谷峨→大野山→丹沢湖→不老山→駿河小山

 今頃の時期は、案外、低山をうろうろしていることが多い。1000m以上では、まだ冬だし、塔ノ岳のあたりは泥んこグチャグチャのところも多いので、低い山のほうが春を楽しめるといったこともある。
 そんなわけで、今回は、前回に続いて、低山をうろつくことにした。

 谷峨駅から大野山へ向かって走っていく。「ランニング・レポート」なんていいつつ、丹沢はけっこう急な登りが多く、階段状の登りもけっこうあるから、歩いていることも多いのだが、大野山あたりなら本当に走って登ることができる。
 前回の弘法山ハイキングコースでもすでに見かけていたが、登山道の脇にはスミレが咲き始めていた。また、オオイヌノフグリはけっこういっぱい咲いていた。

タチツボスミレ
タチツボスミレ
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ

 大野山からは富士山が大きく見える。とはいうものの、ちょっと雲がかかってしまっていた。しかし、丹沢の山並みはよく見えて、大室山、檜洞丸、蛭ヶ岳など眺めがよかった。蛭ヶ岳〜不動ノ峰は、けっこう白かった。

檜洞丸〜同角ノ頭、蛭ヶ岳〜不動ノ峰
檜洞丸〜同角ノ頭、蛭ヶ岳〜不動ノ峰

 大野山から丹沢湖へ向かう。途中までは林道だが、やがて普通の登山道になる。植林帯を通っていくので、花粉症の人には勧められないか。途中で、ミツマタの花を見かけた。

ミツマタ
ミツマタ

 丹沢湖に下りたところで、前半戦終了。昼食にした。

 一旦、山を下りた後、別の山に登っていくというのも楽なものではない。とはいえ、しばらくは舗装した道路である。丹沢湖畔では、フサザクラも咲いていた。

フサザクラ
フサザクラ

 浅瀬から吊り橋を渡って、登山道に入る。しばらく登って、やがて林道の通る世附峠に到着。世附峠からは甲相国境稜線の菰釣山など眺められた。

菰釣山
菰釣山(世附峠から)

 不老山の山頂は木に囲まれて展望はきかないが、西側の駿河小山への分岐(不老山南峰?)からは、西側が開けており、富士山がよく眺められた。

富士山
不老山南峰からの富士山

 不老山からは南へと下っていった。不老山から駿河小山へ下る道は2本あるが、今回は生土経由の道を下ることにした。途中で林道に出るが、200mほど下ると、右にまた山道があって、国道246号線に出るところまで登山道が続いているというのがよかった。


 この冬は雪が多かったので、ずっと登山靴を履いていたが、前回から登山靴はやめてトレイル用のシューズに切り替えた。おかげで足が軽くなった。今履いている靴は、もう5年以上も履いているので、さすがにボロボロ。普通のランニング・シューズならば、アウトアウトソールがすり減って、ミッドソールが露出してしまうところだが、山用のシューズだとそうはならず、なんとかもう1年ぐらい使えそうではあった。しかし、アウトソールがはがれかかっているので、接着剤で貼り付けないとまずい状態であり、シューズ側面についているストライプも縫い目がほころびてくるわ、メッシュの部分は破れてくるわで、随分と傷んでいることは確か。先月、たまたま、特価品でよさそうなトレイル用シューズを見つけて買ったので、そろそろ新しいシューズに切り替える時期かな。

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