この前の週末はいまいちの天気だったが、ようやくさわやかな秋晴れになった。週間予報を見ても、しばらくは晴れが続くようだから、行楽シーズン到来かな。
どうやら今年の紅葉は例年よりも早いようで、稜線上の紅葉はもう終わりだろうから、沢沿いの紅葉を見ようと思って、書策新道を登っていく。
本谷F5上部で横切っていくが、このあたりはけっこう紅葉していてきれいだった。
書策小屋まで登って、表尾根に出ると、とりあえず塔ノ岳へ向かう。稜線上の紅葉はもう終わりである。
塔ノ岳山頂で昼食。山頂は登山者多数。
昼食後、表尾根を下っていく。表尾根も行者岳あたりはまだまだ紅葉しているようである。
今回は、表尾根の途中から某尾根を札掛方面に下っていく。一般ルートでなく、ヨモギ尾根のような明瞭な道がついているわけでもないので、ここではどこの尾根か明らかにしないほうがいいだろうね。(とはいうものの、これだけ書いてしまうと、バレバレかな。)特にむずかしいルートというわけでもないが、登りならまだしも下りとなると、支尾根に迷い込む恐れも多分にあるから一般にはお勧めできないのである。
とはいうものの、この尾根はなかなかいいコースだと聞いていたのだ。それで、ちょうど紅葉していそうな今の時期を選んで下っていくことにしたのである。読みはズバリ的中。まあ、たまたま当たっただけなんだけど、予想以上に紅葉が綺麗でいいコースだった。これは、来年以降もお楽しみコースになるかもしれない。
はじめてのコースだったが、なんとかほぼ思惑通りに尾根を下って、まもなく見覚えのあるところに出た。なるほど、こんなところから登ることができたんだ。あとは林道走って、札掛へ。札掛からヤビツ峠へ向かうか物見峠を越えて煤ヶ谷へ向かうかで迷ったが、ヤビツ峠のほうが楽だし、煤ヶ谷だとバスの本数も少なそうなので、楽な方を選ぶ。
ヤビツ峠にはバスが止まっていたが、当然、バスには乗らずに蓑毛まで下る。蓑毛に到着して最初に来たバスはヤビツ峠からのバスで、混雑していたから、もう1本待って、次のバスに乗った。