9月下旬、2泊ぐらいで南アルプスを予定していた。
ところが、どうも天気がパッとしない。それで、やむなく1泊コースに変更するも、台風の影響からか、さらに天気予報悪くなる。ええい、日帰りで雲取山ということで(南アルプスはあきらめ)再度予定変更する。しかし・・・ますます天気予報悪くなり、ついに9月中の遠征はあきらめることになったのだった。(10月の体育の日の連休こそ行くぞ!)
今週末は完全にあきらめていたものの、今日は案外降水確率も低く、なんとかもちそうだったので、とりあえず行ってみることにした。
今回は、書策新道を登っていったが、途中、○○○尾根の取り付きを確認していった。天気が良ければ、そのままその尾根を登っていって、通称○○○牧場から表尾根を眺めようかと思うところだが、あいにく今日はくもっていて、展望は期待できないから、この尾根を登るのは「いつか、そのうち」ということにして、そのまま書策新道を登っていった。
今日は、くもっていて展望は望めない。もっとも、歩き慣れたコースだから、展望といっても見慣れた眺めだ。くもっていたからって、ガッカリするほどのことでもない。今の時期は沢沿いにけっこう花も咲いているので、花を見ながら登っていく。源治郎沢の堰堤下でツリフネソウが咲いていたのを始め、ホトトギスやイワシャジン、ダイモンジソウなど秋の花がけっこう咲いていた。
書策新道で見かけた人といえば、本谷を遡行していた人たちのみ。ちょうどF5を登っているところだった。表尾根まで登ると、チラホラ登山者に会うが、こんな天気の日ではやはり登山者も少ない。塔ノ岳に向かうにつれて、ほんのわずかだが、霧雨になった。とはいえ、ほとんど気になるような雨でもなかった。
塔ノ岳から鍋割山へかけても霧に包まれた登山道は、歩く人も少なく、まったく静か。10月になれば、きっと天気も安定して、眺めも良くなるだろうけど、登山者もどっと押し寄せてくるから、かえって今日みたいなときのほうがいいかもしれないね。