春の陽気の表丹沢

日付 :2004/02/21
コース:大倉→鍋割山→塔ノ岳→書策小屋→戸沢→大倉

 2月15日の青梅マラソンは、随分と暖かだったが、今日はそれ以上に暖かかった。最高気温は19℃まで上がるという予報で、3月を飛びこえて、4月並の暖かさである。
 先週は青梅マラソンのため山はお休みしたので、今回は行かなければならない。(って義務なのかい!)天気はよくて、暖かく、出かけるにはいい陽気だったが、今回はいまひとつ目的が定まらない。このところ暖かい日が続いているが、春霞といった感じで、ほとんど展望のほうは期待できなかったこともある。こんなときは、とりあえず、といった感じで表丹沢へ向かうことになる。

 実際、今日は本当に暖かだった。これだけ暖かいとジャージなど着ていたのでは暑くてしかたないので、最初から半袖のTシャツ一枚でいった。まったく2月とは思えない暖かさである。
 今回は、久しぶりに大倉から直接鍋割山へ向かうことにした。西山林道はいつも下ってばかりで、登りで使うのは昨年のお正月以来である。今回は、どうせ他に撮るべき写真もありそうになかったので、ホームページのコース案内に(そのうち)使う写真を撮りながら、登っていった。
 途中で、ときどき写真を撮りながら登っていったため、鍋割山へ登るのにけっこう時間がかかってしまった。けっこう汗もかいて、暑かったので、山頂でビールを飲んだ。鍋割山荘でビールを飲むというのも珍しい。
 鍋割山から塔ノ岳へと向かったが、ポカポカ陽気で、楽しく鍋割山稜を歩いていけるかと思いきや、登山道はぐちゃぐちゃの泥んこ道となっているところが多かった。塔ノ岳直下の登りもぐっちゃぐちゃ。今回は、雪もないはずだから、重たい登山靴など履くはずもなく、トレイルラン用のシューズを履いていったので、ぐちゃぐちゃな所を歩けば、靴下も濡れて真っ黒になってしまった。

蛭ヶ岳〜丹沢山
蛭ヶ岳〜丹沢山(鍋割山稜から)
大山と表尾根
大山と表尾根(塔ノ岳から)

 塔ノ岳山頂も晴れてはいたが、春霞で展望はいまひとつ。登山道に雪はないが、北面にはまだわずかに雪が残っているようだ。

 塔ノ岳からは、表尾根を書策小屋まで下っていった。わかりきっていたことだが、表尾根もぐちゃぐちゃだった。
 3年間山を下りていなかった渋谷書策さんが、ついに下山してしまったので、書策小屋は閉ざされていた。はたして、この小屋はこれからどうなるのだろうか?

書策小屋
書策小屋

 書策新道を下っていったが、セドノ沢は書策小屋の水場から上は水が涸れていた。この冬は雨も雪も少ないので、沢の水も少ないようである。

 このまま一気に春になってしまうということもないだろうが、こんな状態だと、次回はコースを考える必要がある。雪があれば少しは楽しめるところだが、今回のように雪がないと、泥田状態になってしまうから、今回のコースは避けたいものである。

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