いつもと違うコース

Date：2017/03/25
Route：ヤビツ峠→札掛→新大日→塔ノ岳→鍋割山→大倉

　いつもと違ったコースを歩けば、いつもと違った花が見られるかもしれない・・・
　そんなことを考えて、ヤビツ峠から札掛経由で登っていくことにした。
　札掛から林道を歩いて行く。花を探していくが、さすがにまだ花はほとんどない。

キランソウ

　境沢沿いのルートは通行可能なのか、ちょっと不安があった。ネットで調べたところ、通行止めの情報はなかったので行ってみることにしたのだが･･･（後で再度確認したところ、自然公園歩道ケヤキ沢線というのが正式名称らしく通行止めになっていたのだった。）
　沢沿いルートで花がないかと思ったら、ヨゴレネコノメが咲いていた。

ヨゴレネコノメ

　しかし、それ以外は特段見つからなかった。水際を歩く箇所は限られいるのだから、しかたがないか。
　沢沿いルートと言うことで、あちこち崩れかかったようなところもあったが、とりあえず問題なく進んで行った。
　ずっと進んで、問題箇所まで行ってみる。以前から崩落していて危なかったところは、今もやはり整備されておらず、ロープが渡されているものの、手軽に渡っていけるような状態ではなかった。通行止めになっていて当然の状態だった。
　しかし、それさえ過ぎれば、あとは問題もなく。長尾尾根の登山道に出た。長尾尾根のほうははっきりと通行止めになっていた。
　長尾尾根にはうっすらと雪が残っていた。滑らないよう注意して登っていった。
　新大日まで登ると、表尾根の登山道をちょっと下って、コケリンドウを探した。わずかに咲き始めていた。

コケリンドウ

　表尾根にも少し雪が残っていたが、融けてぐちゃぐちゃのところも多かった。この時期の嫌なパターンである。
　塔ノ岳を越えて、鍋割山まで行った。塔ノ岳周辺は雪が残っており、ぐちゃぐちゃなところが多かったのは言うまでもない。
　しかし、鍋割山からの下山路はすでにぬかるんだところもなく、歩きやすかった。
　西山林道では花を探しながら歩いていった。
　スミレはタチツボスミレばかりのようだったが、ハナネコノメをはじめ、いろいろな花が咲き始めていた。

ハナネコノメ

ダンコウバイ

オニシバリ

ミミガタテンナンショウ

　いつもと違ったコースを歩いてみたが、結局のところ、ほとんど得るものはなかったようだ。もうちょっと違ったコースを歩いた方がよかったようだ。