先週の西丹沢山開きで今年のツツジはピークを迎え、もう終わりのつもりだった。
とはいえ、今週はまだトウゴクミツバツツジが残っているだろうとは思った。
実際、もう終盤ではあったが、それでもまだきれいなトウゴクミツバツツジが残っていた。
シロヤシオの方はさすがにもう終わりで、わずかに残っていたが、花はもはや真っ白ではなかった。
かわって、サラサドウダンが見頃になっていた。
山野草では、マイヅルソウがあちこちで咲いていた。
ユキザサもあちらこちらで見かけたが、終盤の花と咲き始めのものを見かけたが、ちょうど見頃の花には会えなかった。
今回は思わぬところで、初見の花に出会った。
クルマバツクバネソウは葉が8枚あるだけでなく、花のつくりが繊細だった。葉が4枚のツクバネソウもときどき多めに葉がついていることがあるが、花の形が違うので見分けは容易だろう。
もう1つの初見の花はムラサキツリガネツツジ。
ムラサキというよりはほとんど濃いめの赤だったが、かわいらしい花がいくつも下がっていた。
その他では、ベニバナツクバネウツギが目立つことなく咲いていた。
おまけは、ヒオドシチョウ。ちょうどいいところでとまってくれた。
今年のツツジが終わって、今週はもうたいして見るべきものもないかとも思ったが、予想外にいいものが見られた一日だった。