この春は暖かく、例年よりもかなり花が早い。
今回は花を求めて、久しぶりに檜洞丸に登ることにした。
用木沢出合から犬越路に登っていくが、標高の低いところのエイザンスミレはすでに花が終わっていた。ケマルバスミレのほうはまだ咲いていた。
犬越路から檜洞丸へ向かう。
晴れ渡っていて、樹林越しに富士山が見えた。標高1,000m以上でもすでに新緑が始まっている。新緑の木々の合間に見える富士山も好きである。
標高の高いところでは、まだエイザンスミレが咲いていた。
今年は本当に花が早く、コイワザクラがすでに見頃になっていた。
霞んではいたが、富士山はきれいに見えた。
キクザキイチゲもあちこちで咲いていた。
見頃のキクザキイチゲやコイワザクラを見ながら稜線を歩いていった。
檜洞丸の山頂で昼食を取った後、石棚山稜へ向かう。
ツルキンバイもあちこちで咲いていた。
石棚山から西丹沢県民の森へと下る。こちらは登山者も少ないようで、道は細く、多少歩きにくいところもあるが、まあ問題はない。
しばらく下っていくと、ちょうど見頃のミツバツツジがあった。
フデリンドウも案外あちこちで咲いていた。
さらに下っていったところで、カモシカに遭遇。こちらをじっと見ている。ちょっと離れたところにいるのだが、望遠レンズがないので、ここではトリミングした写真を掲載。
ジグザグに下ってカモシカに少し近づいていったら、逃げていった。
それで、あきらめて下っていったが、よく見ると、カモシカは立ち止まって、またこちらをじっと見ていた。そこで、また引き返して、写真を撮った。
その後、西丹沢県民の森へ下り、林道を玄倉まで下っていった。