先週も先々週も山はお休みした。雪がまったくなくて、楽しめそうもなかったから。先週の場合は、週明けには雪が降るという予報もあったので、もう一週待つことにしたのだった。
そして、22日は予報どおりの大雪となり、その後は晴れても極寒の日が続いた。
これなら、雪を楽しめるだろうと出かけることにした。
表尾根に行きたかったが、ヤビツ峠行きのバスは蓑毛止まり。となると、やっぱり大倉から登るのが手っ取り早い。
雪が降ってから5日もたてば、下の方の登山道には雪がない。しかし、わずかに残った雪が凍り付いていると滑りやすく、一本松上のベンチあたりで軽アイゼンをつけている人も多かった。登って行く分にはさほど問題なかったので、そのまま山頂まで登っていった。
晴れ渡っていたので、花立あたりからは富士山がきれいに見えた。
大倉尾根の最後の登りはしっかりとした雪道。融けてぬかるんだりしていなくて歩きやすかった。
塔ノ岳山頂で展望を楽しむ。
丹沢山へ向かって少し下ったところで、丹沢山・蛭ヶ岳方面を眺めた。
今回はちょっと風があって寒かったので、山頂に引き返して山小屋に逃げ込む。
昼食後、鍋割山稜へ向かう。
軽アイゼンなしでも下れそうだったが、久しぶりで付け方忘れそうだったので、つけてみた。さすがに軽アイゼンつけると、滑る心配もなく、サクサクと下っていける。
そして、鍋割山稜に入る。少し標高が下がったこともあり、すでに雪が融けて地表が出ているところもあった。
終日晴れ渡っていたので、しっかり展望を楽しめた。
1時半前後だったが、山小屋は混み合っていたので、今回も中には入らず下山することにした。
軽アイゼンをはずして下ろうとしたら、鍋割山からの下りは、雪が融けて滑りやすくなっていたので、やっぱりつけていくことにした。すでにぬかるんでいるところもあった。登山道の雪がほとんどなくなり、軽アイゼンをはずしても、最後に雪が凍り付いているところがあって、注意して歩かなければならなかった。