久しぶりに丹沢で年越しすることにした。元旦に登ることもあったので、年越しとなると5年ぶりとなった。
年末年始は西丹沢方面のバスは本数が少ない。時刻表を確認して、11時台のバスを利用することにした。のんびり家を出て、新松田駅前でおそばを食べる。そして、御殿場線で谷峨まで行って、バスに乗るが、乗客はほんの数人。
出発時間が遅いので、あっさりとツツジ新道を登る。
ツツジ新道上部にはわずかに雪が積もっていた。
登り始めたのが1時過ぎと遅かったので、山頂に着く頃には日も西のほうに落ちかけている。
天気が良く、富士山、南アルプス、八ヶ岳と眺められたが、時間的に遅かったので、写真を撮るにはいまいちだった。早く出発していればきれいに見えたのだろうが、しかたがない。
八ヶ岳の左に見える山が穂高連峰ではないかと気になっていたので、山頂に到着すると、犬越路側にまわって眺めてみることにした。望遠レンズも使ってみたが、この時間ではパッとした写真は撮れなかった。八ヶ岳の左にかすかに山が見えるが、穂高連峰かどうかは半信半疑の状態。
山頂から東側に下っていくと、蛭ヶ岳〜塔ノ岳の稜線も晴れ渡っていた。
大晦日、青ヶ岳山荘の宿泊は4人と予想外に少なかった。混んでいると、いびきに悩まされて眠れなかったりするし、布団を2人で1枚なんてこともあるから、泊まる方からすれば人が少ないのはありがたい。
以前、大晦日に宿泊したときは、油断して夕日を見損ねたので、今回は早めに外に出て、夕日を眺めた。
日が沈み、小屋に戻りかけたところで振り返ると、なんとなく良さそうだったので、もう一度戻って写真を撮った。八ヶ岳がよく見える。
案外よく写っていたので、拡大してみたら、穂高連峰がはっきりと写っていた。
下の拡大写真の八ヶ岳の左奥に見えるのが前穂高岳〜北穂高岳の山並みである。さらにその左手前が茅ヶ岳・金ヶ岳である。
夕食は大晦日ということで、年越し豚汁そばが出た。その前に、ご飯と初めて食べる菊芋などのおかずもあったので、お腹いっぱい。
8時半消灯で、2階に上がって眠る。広いスペースに4人だから、いびきに悩まされることもなく、快適。こうして、2016年は終わった。