ゴールデンウィーク後半は天気いまいち・・・と思っていたが、昨日の雨も朝のうちにはやんでしまい、あっさりと晴れて、なんだ!悪くないじゃん!
で、今日は快晴。花を探すのがメインと思っていたが、富士山の眺めも良さそうだから、こういう日は展望の良いコースがいい。
そういうわけで、今回は犬越路経由で檜洞丸に登ることにした。
犬越路までの用木沢沿いの登山道で花を探して歩くも、エイザンスミレなどもうすっかり終わってしまっていた。ケマルバスミレやアカネスミレが残っていた程度。
犬越路からは檜洞丸へ向かうと、富士山も見えてきた。この時期の山は新緑がきれいだから、大展望が開けなくても新緑の木々の間に富士山が見えるだけでも十分に良い眺めである。
花を探しながら歩いていくと、思ったとおりにあちこちでコイワザクラが咲いていた。
開けたところからは富士山がきれいに見えた。花を撮ったり、景色を撮ったりで、レンズ交換が忙しくなる。
檜洞丸に到着すると、蛭ヶ岳〜塔ノ岳方面の眺めも楽しんだ。晴れ渡っていて、こちらもいい眺め。
犬越路経由で登って同角山稜を下るのは、けっこうアップダウンが多い。以前は日帰りで当たり前のように行っていたが、最近は体力も落ちてきたので、はたして大丈夫か? 檜洞丸の到着時間が遅いようならコースを変更しようと思っていたが、問題なさそうなので、予定どおり同角山稜へ向かうことにする。とはいえ、けっこう時間もかかるので、昼食を取るだけで、休憩もそこそこに出発することにする。
他のコースに比べて歩く人も少なく静かな同角山稜は好きなところである。
ところどころで眺められる景色もいいし、花もいい。
ぱっと見は小さな白い花だが、よく見るとピンクの筋があり、黄色い斑もあってきれいなのがコミヤマカタバミ。
写真を撮りづらい岩場に赤い花が目立つアカバナヒメイワカガミ。
午後になっても快晴で富士山には雲がかかる気配もない。写真を撮るなら午前中に行きたいところだが、晴れ渡って富士山がよく見えるだけでも十分でしょう。
大石山は主脈の眺めが良いところで、今回は青空をバックに蛭ヶ岳〜塔ノ岳の稜線を眺めることができた。
大石山からひと下りすると、大石山の名の由来となった大石があり、シロヤシオもあるのだが、このシロヤシオがすでに開花していた。畦ヶ丸方面の善六ノタワですでに開花したという情報を得ていたので、こちらも咲いているのではと思ったとおりだった。ゴールデンウィークにシロヤシオが開花というのだから、今年は本当に花が早い。
その後、ユーシンに下ると、玄倉林道を玄倉まで10kmの道のりを歩いていった。