3日前に主稜を縦走したばかりなので、今回は短めなコースを設定した。
朝のうちは、晴れ渡っていて、富士山もすっきりときれいに見えていた。
久しぶりに長尾尾根でも登ろうかとも思ったが、天気がよいので、早めに富士山の見える山に登ってしまいたい。それで、今回は西山林道から鍋割山へ登っていくことにした。
それはともかく、ちょうど紅葉の時期であり、天気も良かったので、人出も多かった。渋沢駅では大倉行きのバスを待つ人が長い列を作っていたので驚いた。
西山林道を走っていく時点で、疲れが残っているのがわかった。軽めのコースにしておいて正解である。
登山道を登っていくうちに富士山にも雲がかかり始めたが、山頂に着いたときもなんとか富士山は見ることができた。
鍋割山から塔ノ岳へ向かう。
紅葉・黄葉したブナ林をのんびり歩いていくのが楽しいところである。
下山は書策新道を利用することにした。
通行止めの扱いになっているのか、黄色いテープが通せんぼするような形であったが、以前と特段変わっていなかった。
本谷F5付近の崩壊は以前歩いたときから変わりないようで、危険と言えば危険だが、ロープも設置されており、問題なく通行可能である。
書策新道の紅葉はまだこれからだが、対岸の尾根はけっこう色づいているのが見えた。
戸沢出合まで下ると、あとは戸川林道を駆け下りて、今回のコンパクトな山歩きが終わった。