秋の花咲く表尾根

日付 :2010/10/02
コース:大倉→鍋割山→塔ノ岳→ヤビツ峠

 今日はすっかり朝寝坊してしまった。
 しかし、昨日見た天気予報では日曜は雨ということだったから、山へ行くなら今日しかない。
 久しぶりにヤビツ峠から表尾根を登ろうと思っていたのだが、出遅れたためヤビツ峠行きのバスには間に合わなかったので、逆ルートで行くことにした。

 大倉から西沢林道を走っていく。
 今週も雨が多かったので、沢は水が多めである。走っていくと、けっこう暑かったので、まだ沢に行ってもよさそうだ。
 西沢林道は久しぶりだったのだが、いつの間にか勘七ノ沢や本沢に橋が架けられていた。多少の雨なら流されることもないだろう。
 後沢乗越から鍋割山へ登っていくと、木道が現れたのには驚いた。いつの間にか木道が整備されていたのだった。

 鍋割山で休憩した後、塔ノ岳へ向かう。
 途中、ウメバチソウを見つけた。ここでウメバチソウを見るのは3年ぶりである。昨年、一昨年と見られなかったのだが、なくなってしまったわけではなかったようでホッとした。

ウメバチソウ
ウメバチソウ

 塔ノ岳で休憩していると、近くをヘリコプターが飛んでいった。先日もヘリコプターが飛んでいると思ったら、今度もだ。「そんなに事故が多いのか?」なんてわけはなかった。最近、あちこちで登山道の整備をしており、そのための資材を運んでいたのだった。

 塔ノ岳で休憩した後、表尾根を下っていった。
 表尾根は変化に富んだコースなので、いろいろな花が楽しめて良い。
 すでにリンドウがチラホラ咲き始めていた。

リンドウ
リンドウ
イワシャジン
イワシャジンも咲いていた。
トネアザミ
嫌われ者のアザミも花だけ見ればきれいなものである。

 ウメバチソウの他にもう一つ期待していたセンブリはようやく咲き始めたところだったのか、なかなか見つからなかったが、それでもなんとか見つけて喜んだ。

センブリ
センブリ
ホソエノアザミの密を吸うアカタテハ
ホソエノアザミの密を吸うアカタテハ
フジアザミ
フジアザミもあちこちで咲いていた。

 ヤビツ峠に到着すると、すでにバスが待っていた。
 ジュースを買って、着替えを済ませてから出発。けっこういいタイミングだった。

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