今週はまた山では雪が降ったらしいが、はたしてどの程度残っているだろうか?
東の方から眺めると、丹沢山のほうはまだけっこう白いが、大山はもうあまり白いところはなくなってきた。
小田急の電車が秦野へとさしかかると、表丹沢の山並が見えてくるが、思ったほど白くはなかった。それでも塔ノ岳付近は白くなっていたから、昨日はまた雪が積もったようである。
3月になり、すっかり春の陽気で、麓ではすでにチラホラと花も咲き始めていた。
西山林道の終点では、ヤマルリソウが咲いていた。
林道終点から登山道に入り、後沢乗越へ向かって登っていく途中、びっくりした。
以前、同じ職場にいた人たちとばったりと会ったのだった。
ときおり、知り合いと会うことはあるが、仕事の関係の知り合いに会うというのは滅多にないことだから驚いた。今日は鍋割山から塔ノ岳へ向かうと言ったら、昨日また雪が降って、けっこう雪があるとかいうことだった。(その人たちは、昨日、みやま山荘に泊まってきたということだった。)軽装の私に注意を促そうとしたようだが、雪が降ったのなら「ラッキー」じゃん!
鍋割山からは富士山や南アルプスも見えたが、春らしく霞んでいた。
鍋割山で昼食後、塔ノ岳へ向かう。
雪の量はたいしたことないが、塔ノ岳へ向かうにつれ、少し増えていった。
塔ノ岳に着いた頃には、すっかり曇り空。富士山ももう見えなくなってしまった。
塔ノ岳の雪も期待したほどではなかった。(丹沢山まで行けば、少しは楽しめたのかもしれない。)
今回は久しぶりに表尾根を下ることにした。
ぬかるんでいるところも多いので、スパッツをつけていったが、ぬかるんでいるところが多いので、雪よけというよりは泥よけの意味合いのほうが大きい。
表尾根の雪は新大日を過ぎるとぐっと少なくなる。それでも三ノ塔などを眺める分にはけっこう白い。
路面凍結のためヤビツ峠行きのバスは蓑毛止まりだったため、ヤビツ峠からさらに蓑毛まで下っていった。