今年はけっこう雪が多い。
そこで、雪を求めて西丹沢へ行くことにした。
西丹沢自然教室で聞いたところでは、前回の3連休では、雪が多いため途中撤退して下山してきた人が多かったとか。しかし、1週間が経過して、状況は少しずつ変わってきた。
ゴーラ沢出合までは、部分的には雪が残っていたといった程度で、本格的に登山道に雪があったのは、ゴーラ沢出合から先である。
ゴーラ沢出合からの登りで、雪はあったが、たいした積雪ではなかったから、凍っていたりしてかえって歩きにくい。展望園地から上のほうが雪があって歩きやすかった。
木道はかなりの部分が雪に埋もれていた。さすがに上の方はけっこう雪があった。
山頂に着くと、青ヶ岳山荘側に下って、蛭ヶ岳方面の写真を撮り、次に犬越路側にちょっと下って、西側の眺めを写真に撮ったが、富士山などはちょっと雲がかかってしまい、残念。
今回は、西丹沢自然教室にバスが着いたとき、小屋番さんたちの車が出るところだったので、まだ小屋番さんたちは登ってきておらず、小屋で休憩というわけにも行かなかった。
蛭ヶ岳方面にトレースがついていた。金曜日に青ヶ岳山荘に泊まって、今日、蛭ヶ岳に向かう人がいたらしい。
犬越路方面にもトレースがついていた。
しかし、石棚山稜へはトレースがついていなかった。
それで、分岐からちょっとだけ下って考えた。
雪はしまっており、3連休のときとはかなり違う。
トレースがなくても行こうかと思っていたが、結局、やめにした。
やたらと寒かったこともあって、全然意欲が湧かなかった。
寒かったのは2枚しか着ていなかったせいだが、それにしても寒く、手袋をしていても手が冷え切っていた。それで、ウィンドブレーカーを着ることにした。
下りでは滑りそうだったので、途中から軽アイゼンをつけて下っていった。
予定変更して、ツツジコース往復にしたので、下山中、小屋番さんたちとすれ違った。
西丹沢自然教室に着いてバスの時刻表を確認すると、数分前にバスが出たばかりだった。
それで、箒杉を見に行くことにした。
バスの中からも眺められる箒杉は、胸高約12m、根廻り約18m、高さ約45mの大きさで、推定樹齢約2000年だそうである。
公園として整備されており、展望台まで作られていたのには、ちょっと驚いた。
帰りは、大滝橋からバスに乗って帰った。