霧氷日和

日付 :2008/01/13
コース:大倉→塔ノ岳→鍋割山→大倉

 天気が良いなら、久しぶりに箱根の方にでも行ってみようかと思っていたのだが、前日、予報を見ると、箱根方面はくもり。で、あっさりこの計画は中止。

 丹沢方面はまずまずの天気だと思っていたが、外に出てみれば、どんよりとした曇り空。丹沢の山並は完全に雲の中。これでは、見るべきものは何もないだろう・・・霧氷を除いて・・・と思った。
 ヤビツ峠から表尾根を登って、表尾根の霧氷を見ようかと思ったのだが、ヤビツ峠行きのバスは路面凍結のため蓑毛止まりとなっていた。しかも、目の前で蓑毛行きのバスが出て行ってしまい・・・すっかり、意気消沈して、表尾根は中止。渋沢へ移動。(今回はフリーパスを利用していたので、余計なお金はかからなかった。)久しぶりに政次郎尾根を登ろうかと思ったが、傘を差している人がいるのを見たりして、さらにテンション下がって、大倉尾根を登ることにした。

 晴れの予報はどこへやら・・・大倉尾根を登っていくと、ポツリポツリと水滴が落ちてくる。雨というほどではなかったが、やむなくザックカバーをつけることにした。
 昨日の雨は、丹沢でも雪にはならなかった・・・ということだったが、大倉尾根の中腹にさしかかると、登山道の周囲はうっすらと白くなっていた。木の枝にも雪がついている。この雪は今朝降ったものらしい。

大倉尾根中腹
周囲にうっすらと雪(大倉尾根中腹)

 花立山荘から上、登山道の周囲はしっかり霧氷がついていた。期待通りだった。
 あちこちで写真を撮りながら登っていく。

霧氷
霧氷(花立直下)

 花立から上は霧氷の中を歩いていく。周囲の木々はびっしり霧氷がついていた。今回は、これだけを楽しみに登ってきたので、本当に来た甲斐があったというものである。

あたり一面の霧氷
花立の少し先で

 一時、ちょっと雲が切れて、少し視界が広がったので、尊仏山荘に入って、昼食にしている間に、晴れてくれないかと期待したが、結局、くもったまま。

霧氷
塔ノ岳山頂の霧氷

 期待しても無駄とあきらめて、鍋割山へ向かう。

霧氷
登山道の霧氷

 鍋割山稜もしっかり霧氷がついていた。歩く人も少なく、静か・・・
 標高が下がるにつれて霧氷も少なくなっていったが、それでも鍋割山まで霧氷は見られた。

白い登山道
鍋割山稜の登山道

 鍋割山では薄日も差してきたが、結局、晴れるところまでは行かず。
 霧氷以外に見るべきものはなかったが、目的は達せられて満足の一日だった。

丹沢・駆け巡り > 丹沢ランニング・レポート > 2008年 > 2008/01/13(霧氷日和)