20、21日と2日連続で雨ということで、山へ行くことはおろか、外に出ることすらしなかったのだが、その鬱憤を晴らすかのようなさわやかな秋晴れ。台風が通過したおかげで、空気も澄んでおり、まさに登山日和。
焼山方面はバスが平日のみの運行となってしまったことから行きづらくなってしまったが、西丹沢から登って大倉に下りる分には、バスの心配をすることもなく、思う存分楽しめる。
檜洞丸は、ツツジの時期こそ登山者が多いが、それ以外の時期は静かでいい。実際、こんないい山にツツジの時期しか登らないなんて、もったいない。もっとも、私からすれば、他の登山者が少ないおかげで、静かに楽しめてよいのだが。
台風が通過したおかげで、眺めは抜群、富士山もきれいに見えた。
檜洞丸から蛭ヶ岳へ向かう道では、もしかして誰にも会わないのではないかと思っていたのだが、案外歩いている人はいるもので、10人ちかい人たちに会った。
臼ヶ岳から蛭ヶ岳へ向かい、急坂を登っている途中で、突然、雲がかかってきた。それまで富士山もきれいに見えており、今日はずっと大丈夫だろうと思っていたら、これだ。山頂から写真を撮ろうと思っていたが、くもってしまって何も見えず。まあ、よくあることとはいえ、今日は大丈夫だろうと思って、油断してしまった。やっぱり、写真を撮るなら、撮れるときにはとりあえず撮っておくべきである。
前半は快晴、後半はくもりだったが、それでもときどき富士山は姿を見せてくれていた。
檜洞丸〜蛭ヶ岳のところどころでイワシャジンが咲いていた。トリカブトもあちこちで。蛭ヶ岳〜不動ノ峰あたりでは、リンドウも咲き始めていた。