大山北尾根とヨモギ尾根

日付 :2003/05/17
コース:ヤビツ峠→大山→(北尾根)→札掛→(ヨモギ尾根)→三ノ塔→大倉

 いつもは1人だが、今回は4人。普通、人数が増えると、ペースが遅くなるものだが、今回は……普段よりちょっと速かったりして……
 今回は、もともとお手軽なコースを考えていたものの、単独ではなく数人で行くことになり、「ほどほど」のコースを設定するように言われたので、悩んだ末に思いついたコース。1つの山に登って、一旦下った後、再び別の山に登るということは、普段はまずやらない(というか、やる気にならない)のだが、ヤビツ峠までバスで行ってしまえば、大山の登りは楽になるので、まあいいかといったところ。
 天気はくもりで、いまひとつ。(ヤビツ峠は霧雨だった。)それでも山に登る人は少なくなく、ヤビツ峠行きのバスは臨時便がでていた。しかし、今回のコースは、最初の大山の登りを除けば、登山者の少ない静かなコース。

大山山頂
大山(真ん中の木は阿夫利神社の御神木)

 大山北尾根上部では、トウゴクミツバツツジもそこそこ咲いていた。くもっていて、展望まったくなしというのは残念だったが、霧に煙る新緑もそれはそれでなかなか良い。
 北尾根は樹林に囲まれて展望は乏しいが、山頂からミズヒノ頭まではブナも生え、ツツジの花も咲くコース。今回は霧に包まれていたこともあってか、大山とは思えない深山幽谷といった雰囲気。久しぶりの大山北尾根は思っていた以上にいいコースだった。半分観光地化して敬遠しがちの大山だが、実はこんないいコースがあったのかと再発見した気分。

トウゴクミツバツツジ
トウゴクミツバツツジ(大山北尾根)

 ヨモギ尾根では当然のごとく誰にも出会わなかったが、午後1時、三ノ塔は大勢の登山者でにぎわっていた。この時間にここにいるということは、塔ノ岳には行かないということか?

ヨモギ平
ヨモギ平

 三ノ塔からは樹林に囲まれた三ノ塔尾根をひたすら下っていった。

 「ほどほど」のコースと思っていたが、午後2時にはあっさり下山。大山北尾根やヨモギ尾根などといったコース設定のため、当然、私が先頭にたっていったので、終始ペースは抑えられていたものの、今回のメンバーには、このコース、ちょっと軽すぎたか!?

風の吊橋
午後2時、あっけなく下山
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