かつて木曽駒ヶ岳に登った際は、秋の行楽シーズンで3時間待ちと言われた千畳敷のロープウェイを避けて北御所登山口から登った。観光地としても有名な千畳敷には花の時期に行ってみたいと思っていた。
朝一のスーパーあずさを利用しても岡谷からの飯田線に時間がかかり駒ヶ根到着は11時過ぎとなる。バスに乗ってしらび平まで行けばもう12時過ぎ。ロープウェイは下りの混雑解消のため9分間隔の連続運行していたので、長く待つ必要はなかった。
ロープウェイの駅を出れば、そこは写真でよく見るあの千畳敷。バックが青空でないのが残念。お昼過ぎではしかたがないか。遊歩道を歩いても、思ったほど花がない。もう終わってしまったか? 時間に余裕があるから、あわてて登る必要もなかったが、今回はちょっと残念な千畳敷だった。
千畳敷では遊歩道を一回りできるようになっていたので、まっすぐ乗越浄土へ登らず、一旦戻るような形で剣ヶ池の写真スポットまで行ってみた。やっぱりバックが青空でなく残念。
その後、乗越浄土への登山道に向かった。
登っていくうちに傾斜が急になり、右手は岩場になった。
乗越浄土に登ると、すぐ目の前の宝剣山荘にいって宿泊の受け付けを済ませる。
そして、カメラだけ持って木曽駒ヶ岳へ向かう。
木曽駒ヶ岳の山頂で展望を楽しんだ。黒っぽい雲も出ていたが、なんとか雨には降られなかった。
木曽駒ヶ岳からの戻りは中岳の巻き道を行った。
花の写真を撮っている人がいて気がついたのだが、あちこちでヒメウスユキソウが咲いていた。
宝剣山荘まで戻ると、今度は伊那前岳方面へ歩いていった。ガスが晴れると、千畳敷や宝剣岳が見えたが、残念ながら晴れてはくれなかった。
宝剣山荘は2段ベッド式の部屋だった。
食事は1回で全員食べられたので、さほど混んではいなかった。
千畳敷(13:07)→宝剣山荘(13:54-14:10)→木曽駒ヶ岳(14:40-15:15)→宝剣山荘(15:43)