エイザンスミレ

花を探しに林道沿いに歩いてみたら、もうエイザンスミレが咲いていました。
エイザンスミレ

エイザンスミレ

今日は2回もカモシカに会った。1回目、林道右斜面から音がして土砂が落ちてきたと思ったら、カモシカが慌てて登っていくところだった。カメラを構えたが、レンズキャップがついていたためすぐに撮れず。その間にカモシカは見えなくなってしまった。 2回目、林道上にカモシカがいた。向こうを向いていたが、振り向いてこちらを見たので、立ち止まって慎重にカメラを構えたが、すぐに右下の川の方に降りていってしまい、すぐに見えなくなってしまった。 2回も会うこと自体珍しいが、2回ともカメラを持っていながら写真を撮れなかったのは残念でならない。

ハナネコノメ

今日は寄から雨山峠を越えてユーシンへ向かい、その後、オガラ沢出合から鍋割山に登って、大倉に下山した。 ハナネコノメやシュンランなどの花が咲いていた。
ハナネコノメ

ハナネコノメ

玄倉林道が通行止めとなっているので、ユーシンなど誰もいないだろうと思ったら、意外にもけっこう人が入っているので驚いた。オガラ沢出合から鍋割山へ登る際は数人と擦れ違った。ヘルメットをかぶっていたのはなぜ? まさか、玄倉林道の通行止め区間を歩いていないだろうな?

「それまでの明日」

それまでの明日原尞さんの14年ぶりの新作「それまでの明日」が発表されたので、さっそく読んだ。1988年のデビューから30年となるが、長編小説はこれが5作目。他に短編集1冊とエッセイ集があるが、非常に寡作な作家である。長編小説も短編集も主人公はすべて私立探偵・沢崎である。チャンドラリアン(レイモンド・チャンドラーのファン)である原尞さんの小説はチャンドラーの世界を日本において再現しており、チャンドラーの小説を好きな人なら、原尞さんの小説も楽しんで読めるだろう。 チャンドラーも寡作で長編小説は7冊しかないが、こんなところも似ている原寮さんである。しかし、寡作ではあるが、はずれはない。今回もしっかり楽しませてもらった。次の作品がいつ発表されるかわからないが、気長に待つことにしよう。

早春の花を求めて

このところ、すっかり春めいてきたので、早春の花を求めて歩いてきた。 3月上旬では本格的な花の季節には早いが、それでも見たかった2つの花が見られて、いい一日を過ごすことができた。
ミスミソウ

ミスミソウ

朝のうちはくもっていたが、お昼頃には晴れてきた。 すると、山の上の方には霧氷がきれいに付いてた。 今回は霧氷が付くとは思ってもみなかったので、上には登らず、下の方をうろうろしていたのだが、ちょっと惜しいことをしたようだ。

「オリジン」

オリジン 上オリジン 下ダン・ブラウンの世界的ベストセラー、ラングドンシリーズの第5弾「オリジン」は人類の起源と運命をテーマにしている。 「われわれはどこから来たのか」そして「われわれはどこへ行くのか」 それが公表されれば、宗教の時代は終焉を迎える。 未来学者エドモンド・カーシュはそんなすごい発見をしたらしい。 ところが、世界中の注目が集まる中、発表直前にラングドンの目の前で殺害されてしまったことから、たいへんなことになる。 いったい、誰が敵で、誰が味方なのかもわからないまま事態は進展していく。 ラングドンはなんとかしてカーシュの発見を公表しようと奮闘するのだが・・・ いったい、カーシュの発見とは何なのか? グッゲンハイム美術館やカサ・ミラ、サグラダ・ファミリアなどの世界遺産を舞台としており、様々な美術品や建造物が紹介されて、ラングドンシリーズの他の作品と同様で楽しませてくれる。 後半、なんとなく不愉快な真実が見えてきた気がして、結末にはさほど衝撃はなかったが、だからといっていいとも悪いとも言えず。いろいろ考えさせられた。 人類の運命に関しては、まったく予想だにしない解答に、なるほどとうなってしまった。 やっぱり、期待を裏切ることない作品だった。