秋の花には早かった?

今年の夏は異常に暑い。
2023年は温暖化の進行が一気に加速した年として記憶されることになるのだろうか。
山の上は多少は涼しかろうが、標高の低い登山口は暑くてたまらないだろうと思い、今回は終始1000m以上となるコースを歩くことにした。

籠坂峠のハイキングコース入口にはツリフネソウが咲いていた。
今回は秋の花を探しながら、まずは三国山稜を歩いていった。

ツリフネソウ
ツリフネソウ

以前はアザミ平でいろいろな花が咲いていたものだが、最近はまったく少なくなってしまったようで、全然花がない。かろうじて、カワラナデシコの花を見つけたが、著しく衰退しているようで寂しい限りである。

カワラナデシコ
カワラナデシコ
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晩夏の里山

今年の夏は異常に暑くて、9月になっても暑い日が続いている。
これだけ暑いと、9月も中旬にさしかかっても初秋などとは言えない。
今日もやたらと蒸し暑かった。
標高1000m以上の山ならともかく、里山だと歩くだけでも汗が噴き出す。

さて、今回は弘法山ハイキングコースを歩いて、久しぶりに野鳥も観察。
まずは権現山バードサンクチュアリで野鳥観察。

ヤマガラ
ヤマガラ
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岩手山

朝7時過ぎ、馬返しの駐車場に着いた時点ではポツポツと小雨が降っていた。天気予報では回復傾向にあって問題なさそうだが、はたして・・・
駐車場のすぐ上にトイレがあり、少し登っていくと馬返しの登山口に着く。ここには湧き水もあった。
登山道に入る。
雨はまもなくやんだが、くもり空だった。
1合目が遠かった。標識があったと思ったら0.5合目で、1合目がやたらと遠く感じられた。
2.5合目に分岐があり旧道と新道に分かれる。旧道はガレ場のコースで眺望がよく、新道は樹林帯のコースである。旧道に行きかけたが、くもっていて眺めは期待できないと思い、新道を登っていくことにした。
ひたすら登っていったのだが、暑いから水を飲み、どの程度登ったかスマートウォッチで現在地を確認、そしてまたがんばって登っていく、その繰り返しとなった。それだけきつかったということである。
途中で、雲海の上に出た。雲の上に出ればもちろん晴れていた。こんなことなら旧道を登るべきだったか。樹林帯は風がないので暑かった。そんなわけで、7合目まではなかなかきつかった。

7合目で旧道と新道が合流する。樹林帯を抜け出して展望が開けた。青空をバックに山頂方面が眺められたが、それ以外は雲海だった。

7合目から山頂方面の眺め
7合目から山頂方面の眺め
雲海
雲海
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真夏の表尾根

ヤビツ峠行きのバスは大雨の影響で蓑毛止まりとなっていた。
それで、蓑毛から登っていったのだが・・・
柏木林道はジメジメしていて、いかにもヤマビルが出そうな感じだった。それで立ち止まったりせずにひたすら登っていったのだが、それにしても油断していた。
ふと感じるものがあって、ズボンの裾を持ち上げてみたら、何匹もくっつかれていた。
すかさず虫除けスプレーをかけ、ヤビツ峠まで行くと、靴も脱いですべて落としたが、けっこうやられてしまった。

気を取り直して、表尾根へと向かった。道路沿いにボタンヅルが咲いていた。

ボタンヅル
ボタンヅル

表尾根の登山道を花を探しながら登っていったが、思ったほどなかったか。
1000m以上の稜線はさすがに涼しかった。

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