Readerの使用感

ソニーのReaderを購入して1ヶ月が経過。Readerで3冊ほど読んだので、実際に使ってみて感じたことを書いてみよう。 電子ペーパーの見やすさは想像以上だった。 直射日光が差し込むようなところでも、液晶画面のように映り込みがないから、普通に読むことができる。 わざわざ日向に出て行って読もうなどと思わないかもしれないが、電車やバスに乗っていても、日が差し込むことがある。そんな状況でも電子ペーパーは読みづらくなるようなことはなかった。普通の紙だってそうなのだから、当然と言えば当然か。 液晶画面と違って、長時間見ていても目が疲れることもない。 5インチのポケットエディションは文庫本サイズであり、電車の中で片手に持って読んでもまったく問題なし。 バッテリーのもちもいいが、一回の充電で10冊以上読めるなどということはなさそうである。とはいえ、液晶よりははるかに長時間読めるのは確かだろう。 5インチのポケットエディションの場合、文字サイズを最小にしても画面に表示される文字数は文庫本よりもずっと少ないので、一冊あたりのページ数は文庫本よりもずっと多くなる。 最初に買った電子書籍は、文庫でも600ページを超える長編だったのだが、Readerでは文字サイズを最小にしていても1100ページに達していた。 電子ペーパーの場合、主にページをめくるときにバッテリーを消費するということだから、ページ数が多くなれば、それだけバッテリーを多く必要になるだろう。 文庫本サイズのままで画面だけ大きくして、画面に表示される文字数を増やしてほしいものである。 ちなみに、Readerを購入してから電子書籍を3冊購入したが、いずれもReader Store以外のサイトで購入した。一般の電子書籍販売サイトでダウンロードして、単純にReaderにコピーするだけでよく、専用ソフトを使う必要もない。それで、Readerのメニュー画面に普通に表示されて、まったく問題なしである。 通信機能のないことが最大の欠点とされるが、個人的には必要ない。通信機能がついても、通信料金がかかるなら、余計なお金がかかるだけである。パソコンでダウンロードすればいいので、別途料金がかかるなら、そんな機能いらないと言ってしまおう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください